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介護に役立つ薬の知識

介護士って、どのくらい薬の知識があればいいんだろう…?

 

疑問に思ったことはないでしょうか?

 

医療職ではないけれど

とっても大切な「薬」について

介護士はどこまで知っていれば大丈夫なんだろう?

 

この問いに対して

私たち、介護士の専門性は一体何なのか?

を突き詰めることが、答えにつながるヒントとなるようです!

 

 

今回は薬剤師の先生に聞いた

介護士に求めること」をもとに

記事を書いていきます。

 

それでは介護職の専門性とは何なのでしょうか?

 

私たち介護職は、日々、利用者さんの生活の一部をサポートさせてもらっています。

 

「介護職なんて誰でも出来る仕事だよ〜」

「誰でも出来る仕事だから給料安いんだよ〜」

 

という世間の声がありますが

 

利用者さんの残存機能を踏まえつつ、届かないところに支援を行う

僕たちの仕事は経験・知識・センスが必要な専門性の高い仕事です。(キリッ)

 

施設を利用している間は

その利用者さんの食事・排泄・入浴の全てに関わっています。

 

いわば誰よりも利用者さんに近い存在です。

 

誰よりも近い存在である故に

 

その利用者さんの小さな変化にも気づくことが出来るはずなのです。

 

これが、僕たち介護職の専門性なのです。

(と、偉い先生がおっしゃていました)

 

 

普段の利用者さんの状態からの変化に気づくアンテナを持つことが必要となります。

 

薬が開始された、或いは終了したことによって

利用者さんにどのような変化があったか気付き、NSなどの専門職へ報告する

(または状態を観察して変化がなければ、変化がないと報告)

 

つまり、僕たち介護職は

逐一、薬の効能を把握する必要はないということです。

 

あれ?と肩透かしを食らったように思うかもしれませんが

 

細かな知識は必要ではなく

一番近い存在である僕たちが、利用者の変化に気づき、専門職へ報告する

ことが大事なようです。

 

ただ、ある程度、薬の副作用についてはしておく必要がありそうです。

(ふらつき、眠気、便秘、下痢など…)

そのほうが、より変化に気づけそうですよね。

 

 

僕らが専門職へ素早い報告を行うことで

早期に薬の副作用や悪影響が発覚し、利用者さんが適切な治療を受けるキッカケとなります。

 

これは大きいですよね

利用者さんが辛い思いをする期間が減るし、医療費も削減できそう…

 

漠然と、「薬のことも覚えなきゃ〜」と思っていたのですが

今回は視点が切り替わったというか、目から鱗のお話を薬剤師さんからいただいたので

 

ブログを書かせていただきました。

まだ本当に未熟者な僕ですが

ちょこっとでも読んでくださった方の参考になれば嬉しいです

 

それではまた!