介護・福祉業界で働く人を応援するブログ

介護・福祉で働く人の悩み、資格取得方法、転職に関するブログ

劣等感を味方につける

劣等感の塊 劣等感の鬼 劣等感の権化

 

くるみです

 

こんばんわ

 

 

今ではそんなこと無いのですがw

すみません、少しふざけてみました

 

 

介護員としてスタートした頃

僕の手取りは13万円でした

夜勤を月に4回入ってこの金額です

 

時給800円、ボーナスもお小遣い程度

 

求人を見た時からわかっていましたが

実際に給与明細を見た時は本当に危機感を持ったのを覚えています

 

介護の仕事は専門性が高く、世の中から必要とされる仕事なのに…

 

給料が低い契約社員でも

入浴介助、排泄介助、食事介助…命に関わる業務も当然行います

 

ちなみに13万円でも、親から自立したかった僕は

家賃3万数千円のアパートで一人暮らしをし

軽自動車を新車で買い、ローンを組み…

今思うとどうやって生活していたのでしょうw

食費を削りまくって体重は今より5kg痩せていました

風邪もよく引いていたような…

 

 

このような給与待遇で働いている人は実は多くいますが

 

自分はもともと、福祉と全く関係のない民間企業から転職し

中途半端に大卒であったことから

 

地元有名企業や公務員になった勝ち組の友人知人と比較し

自分は本当に残念な人間だと思い込んでしまっていました

 

お盆や正月に同級生と集まるたびに

「お前金ないんだろ?いいよ」

と多めに会計を出される度に

強い劣等感、悔しさを感じていました

 

また、大学から付き合っていた彼女にも

夜勤をしているにも関わらずこの金額なのかと心配されていました

結婚など絵空事であり、デート費用なども節約していたのを覚えています

その彼女には結局フラれてしまいました

 

 

友人知人との比較

彼女や彼女の親から心配されることで感じる自分自身の不甲斐なさ

 

 

そこから生まれる強力な劣等感

なんで自分はこんなにダメなやつなんだ

出来損ないなんだ、と自分で自分を責める毎日

 

…これらはやがて僕の大きな原動力となりました

 

また、先輩たちの給料が数年働いても全く変わっていないことが

さらに僕の将来に対する危機感を増幅させました

 

介護業界は働く施設によってまちまちですが

基本的に昇給がほとんど期待できないのです

 

環境を嘆いても何も変わらない

 

とにかくメチャクチャ勉強してどこでも働ける人材になる…!

 

ちなみに、一発逆転をねらって

宅建行政書士、社労士の資格を取ろうと試みましたが全然ダメでしたw

(しかし後に、ここで培った勉強法がケアマネ試験、社会福祉士試験を一発合格させる礎になります)

 

この業界は福祉系の大学を出ていると給料がプラスにはたらくと言う情報を耳にしては

当時、信じられないほど意識の高かった同僚が福祉系の大学に通信で通うと言うので自分も入学し(後にも先にもこの人ほど向上心のある人に出会っていないので、出会いに本当に感謝しています)

 

介護に関する研修も社内だけでなく社外にも積極的に参加

学生時代には考えられないほど勉強に力を入れ始めました

 

考えてみると

大学時代は何の努力をせず単位もギリギリで

勉強が本当に嫌いで苦手な人間でした

 

自分が変われたのは、押しつぶされそうな劣等感を

ぶっ飛ばすためだったと思います

 

このままじゃダメだ…と本気で思った時

どれだけ頑張れるかで数年先の未来が変わります

 

見返してやろう、今に見ていろ、という気持ちは本当に大事にするべきだと学びました

 

劣等感を感じる人は

今の自分を客観的にみる能力に優れていることだと考えます

課題や不足している部分が明確に見えているはずです

 

自分を成長させる、そのきっかけに

自分のマイナスな感情を利用してやりましょう!

 

ちなみに今では、友人から多めに会計されることも

収入の心配をされることも無くなりました

むしろ収入に関しては友人を追い越しました

 

この仕事は尊く、サービス業であることから収入は二の次のように考えられがちですが

どうせなら、やり甲斐もお金も手にしていきたい!

稼ぐことを考えても全然いいはずです

 

少し話がそれましたが

というわけで今回は劣等感についてでした